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 まことに拙い文字ではありますが、巻頭に掲げさせていただいた「根性」という言葉、之を私のトレードマークのように言って下さる方も多く、大変光栄なことであります。
 この「根性」とは、辞書には「その人の根本的な性質、こころね」とありますが、私は自分なりにこう解釈しているのです。つまり、「根性」とは、何かを成し遂げた者にのみ使うことを許された"勲章"のようなものである、と。ずいぶん生意気に聞こえるかもしれませんが、これは何もボクシング一つに限らず、どんな世界でもいえることなのです。一つこれと決めたら、とことんやり通せ−今の若い人たちに対しささやかながら出来るアドバイスが、これです。
 手を伸ばせば食べ物も飲み物もあるこの豊穣の時代。だが精神的にはどうでしょう。心の弱い人たちがあまりにも多くないでしょうか。恵まれた時代だからこそ、自分の中に揺るぎない強さを持って欲しいのです。体力をつけるため、けんかに強くなるため、それがどんな理由でも一生懸命やったことは必ず身に付くはずです。物やお金は無くなったり壊れたりしますが、ここでの経験は生涯あなたの財産になると思います。中でも「栄光をつかむ」という目標を持つ人にとっては、かけがえのない時間となるに違いありません。
写真 人間は誰でも一日二十四時間しか持っていません。その与えられた範囲の中でどれだけ努力できるかで最後に勝つか負けるかが決まると思います。いくら良い素質を持っていても、努力をしなくては上へは行けないのです。苦しさを乗り越え頑張った者、今に見てろと努力した者、そういう人間が精神的にも肉体的にも一番の強さを持っていると思うのです。「ハングリー・スポーツ」の代名詞といわれるボクシング。力の続く限り血が流れるほど殴りあい、ゴングの後は心から「ご苦労さん」と抱き合うことの出来るスポーツは他にはありません。
 ボクサーを志す若者達よ。君には大きな未来が待っています。果てしない夢に向かってどこまでも邁進して行きましょう。我々スタッフ一同ベストを尽くします。ファイトあふれる君を待っています。

日本プロボクシング協会終身名誉会長、元世界フライ&バンタム級王者
ファイティング原田(原田 政彦)

昭和18年4月5日生まれ。
昭和33年 笹崎ジムに入門。
昭和37年10月10日 19歳6ヶ月で史上最年少の世界フライ級王者となる。
昭和40年5月18日 世界バンタム級王者となり、日本史上初の2階級制覇を達成し、4度の防衛に成功。
  その後フェザー級に転向し、3階級制覇に挑むが惜敗。
昭和45年 現役を引退、後進の指導にあたる。
昭和55年3月 全日本ボクシング協会理事。新人王運営委員会委員長。
昭和59年 『僕、ファイティング原田です。』の本を出版。
平成元年2月 全日本ボクシング協会会長に就任。
平成2年11月 日本人として初めて米国ボクシング殿堂入りを果たす。
平成2年12月 (財)日本プロスポーツ協会理事就任。
平成3年6月 米国カリフォルニア州、カルバーシティー名誉市民栄誉賞受賞。
平成3年12月 アジア平和賞受賞(ソウルに於いて)
平成12年9月23日 メキシコに於いて20世紀最後の総会でWBCに貢献したチャンピオンとして表彰される。
平成16年1月27日 文部科学大臣によるスポーツ功労顕彰受賞。
平成22年3月31日 日本プロボクシング協会会長を退任。
平成22年4月 日本プロボクシング協会終身名誉会長に就任。
平成22年5月10日 『リング』の本を出版。
通算成績 63戦56勝(23KO)7敗。